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3)食環境の現状を把握し自分の健康は自分で守る
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食生活と健康
●知っていますか?
私たちが毎日摂取する食事は、生命維持活動に不可欠なものです。古くから伝えられる医食同源という言葉からもわかるように、健康維持のためには摂取する食材の善し悪しは重要な問題です。
他人が使ったタオルの汚れは気にするのに、口に入れるものには無神経なんておかしいと思いませんか?例えば穀物類一つとっても穀物に直接、防虫剤・坊カビ剤などをふり混ぜて出荷、そのまま加工食品になります。その種類たるやパン、味噌、醤油、納豆など数えたらきりがないほどです。
果物類もOPP、TBZ、2-4D、イマザリルなど、猛毒の枯葉剤、殺菌剤、防カビ剤のプールに漬けられてワックスをかけられて、まるでプラスティックのようにされて出荷。簡単には腐りません。まさかカビの生えないパンや青酸ガスで窯蒸しされたバナナや漂泊処理された白身魚なんか食べていないでしょうね?と言われても困るのです。知りませんので。
●無知が将来の病気を招く
何十円で食べられるハンバーガーは、一体何から作られているのでしょう、考えたことがありますか?添加物で味も香りも食感もどうにでも変えられ、本物のようにおいしく作りあげてしまうのです。
健康のために食に敏感であるべきです。1960年以降、便利を追うあまり人は自然の味覚から徐々に遠ざけられてきました。時を同じくして、ガンをはじめ難病・奇病が増えています。まったく関連性がないとは言い切れません。腐らないために保存料、殺菌剤、酸化防止剤、防カビ剤、放射線処理。見た目をよくする発色剤、着色料、漂白剤。着香料は望み道りの自在の香りがつけられますし、味をごまかす調味料、甘味料、酸味料。さらに増粘剤、安定剤,ゲル化剤、糊料などなど。接着したり、トロミをつけたり、歯ごたえを出したり、形を作ったり、まるで工業製品。あなたが日常的に疑いもせずに食べているものは、安心できる食べ物でしょうか。
添加物の多くが、染色体異常、中枢神経マヒ、遺伝子損傷性、発ガン性、奇形発生、変異原性などを起こす疑いがあるなか、国内で認可されている添加物は339種類。さらに食材として扱われる前は食品衛生法は適用されませんので、家畜にも山ほどの抗生物質や化学化合物を含む飼料があたえられます。
輸入される家畜も三ヶ月後には育てられている地方の名がつき、立派な国産。
魚介類も鮮度を保つために、水揚げ前に一体どんな加工がなされているのか知るよしもありません。事実、肝臓障害を起こした友人は医者から回転寿司に毎日通うことを禁止されました。食料倉庫の小麦粉は、何年おいても虫もわかないし腐りもしないという恐ろしい事実。口にするものの正体を知るべきです。現状では目隠しをして毎日食事をしているのと同じです。食糧難や飢餓であれば話は別ですが、自分を守るために食を見分ける努力は必要なのです。安全が安く手に入る時代は終わったのです。
有史以来、人は身体にとって必要な食べ物を自分で見分けて食べてきました。それがいつの間にか、見えないところで作られ加工され商品化された食品を、与えられるままに食べるようになってきてしまったのです。文明の発達という観点から見れば、仕方がないのかも知れません。農薬やさまざまな化学物質がなかった時代ならば、何も考えずに安心してそのまま食べられた食品が、今は違うのです。真の意味で自然物を求めるのが困難になってしまった時代においては、自己防衛をするしかありません。自分の健康は自分で守るのです。それには現状を把握する必要があります。現代の食への警告は数多くなされており、書店でも多くの情報が得られます。多くの食品添加物という名の毒物に飾られた食べ物から自分を守るのは、自分なのです。何を食べさせられているのか、まず知ることです。
ファーストフード、包装しないで販売する果物などは、食品添加物の表示義務はありません。念のため。
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