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14）営利を追求する医療機関 人体は自然という認識を |
医療の現状と健康産業
●治せる病気・治せない病気
人は病気になったり、体調がすぐれず不安になったりした時、病院を頼ります。
多くの人は医師の言葉が絶対的なものと受け取ります。少なくとも信用します。お医者様の言うことだから・・・と。建物が立派で知名度の高い大学病院は、安心などと勝手に思います。
一般的に、この程度が自らの命を預ける先や、治療に対しての判断基準です。
確かに、病気の種類によっては確実に治せる病気もありますが、治せない病気はいつまでたっても治せません。治るとは、元どおりになることを言います。
病気には二種類あります。病気の原因がウイルスや細菌によって感染し発症する感染症と、感染ではなく自分の体が勝手に病気になる非感染症の二つです。
確かに感染症ならば、その経路を断ち、ウイルスや細菌を死滅させれば体は元の状態になりますので、完治です。
しかし、一方の非感染症についてはそうはいきません。原因がその人自身の細胞活動にあり、本当の原因がわからないのです。糖尿病でさえ、膵臓からなぜインスリンが出なくなるのか？なぜ免疫力が低下してガン細胞が増え始めるのか？さまざまな研究がなされていますが、原因らしきものが発見されると、それがなぜそうなるのかを究明する終わりのない旅、つまり迷路に入り込んだような状態が最先端医療の研究現場です。
その一方、私たちは大切な健康や病気の治療に対して他人まかせです。
処方される薬や医療方法や普段食べている食材に対して、なんの疑問も持たない人がほとんどです。「そんなこと言われてもわからない」などと言って、病院や行政をあてにして生きています。情報も「誰かがイイと言っていたから」程度です。
薬だから、飲めば体にイイなどと信じている人もいます。薬の副作用についても、知ろうともしません。
●無知ゆえの悲劇
お医者様が処方する薬だから効くと思うのです。非感染症に対する薬は、ただその症状を緩和、もしくは抑えるにすぎません。飲むのを止めると症状が再発しやすくなるので、飲み続けるのです。
治るのではありません。緩和、つまり感じさせず抑えるのです。効き目も徐々に低下しますので、自然に効き目の強い薬になっていきます。当然、副作用も強烈になります。
うつ病の薬などは頭をボーっとさせるだけで、本当に治るのかしらと思わせるものしかありません。ガンで亡くなる人の数は年間29万人以上。増え続けています。抗ガン剤や医療技術の進歩が確かであれば、ガンで亡くなる人の数は減るハズ。その他の非感染症で亡くなる人の数も、増加の一途です。
一方、健康志向ブームから、年々その規模を拡大している健康産業。
「アガリクスで末期ガンから生還」などの広告が氾濫していますが、身の回りにキノコでガンを治した人をご存じでしょうか？広告は５年も前からあるのですが・・。人の苦しみにつけ込む商法を見抜く知恵も必要です。
一方、数は少ないのですが、商品のテストデータや研究論文を公開している健康食品もあり、人が持つ自然免疫力を高める効果があるものも確かに存在します。
私たちは自らを守るために真実を選ぶ優れた選択眼を要求されています。真実を知り、自身のみを守るのです。
医療機関にとって、患者数や手術数の減少は死活問題です。ボランティア機関ではないのです。化学合成薬を飲ませ、切れば儲かる株式会社であり営利団体です。
この医療体制に大きな問題が潜んでいます。副作用がなく、薬を超えるすぐれた効果を持つ自然食品であっても、画一的な薬事法の規制等により、普及が阻害されている例もあります。
人の体は自然物です。バランスが崩れると、非感染症になります。自然物の仕組みの中に、健康を保つ多くのヒントがあるのです。
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