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19)環境によって育てられるヒト 自然環境復元で人間教育を
自然環境と子育て

●人の心を育てる生存環境
ヒトの知能指数研究の一つに、知能指数が80を超えない子供達を対象にした研究があります。その中に興味深い研究結果があります。対象となった子どもたちの中には、生まれてしばらくの間、五感に何も感じない生活・・代表的なケースでは真っ白な部屋に真っ白な寝具、天井ですら真っ白。そして静かな時間を過ごしてしまったケースが多いのです。
 他の事例も、それに近い状態で、生後一番大切な時間を過ごしてしまっているのです。これは何を意味するのでしょう?
 生まれたばかりの時期は猛烈な勢いで脳が発達しています。ですからホンのわずかな期間でも外部からの刺激の種類や程度によっては脳の発達に大きな差が生じることも想像に固くありません。さらに脳の中で理論構成ができるまでの間、ヒトは五感が感じるさまざまな感覚によって、将来にわたるまで影響を及ぼすような好き嫌いを持ってしまう場合もあるのです。
 幼い頃味わった味が好きなのもそのせいかもしれませんし、幼児期の体験によって大人になっても虫が嫌いだとか、人の好みを話題にする際、幼児体験を無視しては語れない場合が多いのです。特に、生後間もない期間は五感が感じる刺激と脳の記憶力によって幼児は自己生成をしています。
 敏感な五感でいられる幼少期は、豊かな感性が育つような成長環境が必要です。その中でも自然環境が子供の感性に与える影響は大きいものです。感性ばかりではありません。大切な経験や自然の掟も教えてくれるのです。
 自然環境豊かな中で育っている子どもたちは、昆虫や植物や小さな生き物相手に残酷とも思える行為をする機会?に恵まれています。小さな虫を踏みつけると死んで動かなくなってしまうという体験や、花をちぎると、しおれて枯れてしまうという体験など。死というものはどんなものかも、自然に学ぶのです。

●感性を育てる自然環境
 ますます減少していく、豊かな自然環境。多くのものを自然から学ぶ機会を失ってしまった今の子どもたちが増えています。死に至るまで相手に暴力を振るってしまう子供の例などは、自然が多く残されていた時代には少なかったのです。自然の中で感性を育てる機会に恵まれていれば、このような悲劇を起こす率も低下するはずです。
 家族のあり方も以前とは違ってきて、その多くは独立世帯、偏った家族構成から幼少期に死に立ち会うこともないし、それから学ぶこともできません。
 澄み切った青空の中で育てば、自然に大気汚染のひどさがわかる人になるように、幼少期における自然体験は大切です。
 生育環境は子どもの心に大きな影響を与え、その後の人格形成に少なからずとも影響を及ぼします。
 環境汚染が大きな問題となって久しいのですが、人を育てるうえで豊かな自然に触れさせる機会がなければ真の意味で地球環境を考え、守るような人材は育てられません。お仕着せのように、年に一、二回ぐらい土と触れあい、収穫の体験をさせて自然教育が完了するわけではないのです。ヒトの体は自然物です。自然物であるヒトの体は自然によってその心も癒されるようにできています。
 騒々しい都会のビルの谷間で時間を過ごすよりも、吹き渡る風の音がする林の中で過ごす方がヒトの心は癒されるのです。自然の力がもたらす優しさや恐怖などを、身をもって成長過程で感じていない人が増えているせいか、無謀な登山や、迫りくる洪水を気にもせず川の中州でキャンプ、溺れ死ぬなどというニュースにはことかきません。大人でさえ、自然の摂理を知らなすぎるのです。
 人は環境に育てられます。一口に環境と言っても家庭環境、教育環境などさまざまな環境が存在しますが、教育を考えるうえで、万人に平等な影響を与える自然環境の大切さを人間教育という視点から見直すことも必要です。


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