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23)命と農家の危機を招いた農業政策 生産に誇りを持てる環境づくりを
食の安全と農業政策

●無農薬農業と消費者意識
近年、食の安全、オーガニック、無添加、無農薬野菜、遺伝子組み換え大豆を使用していません・・・等という言葉をよく耳にします。何か急に消費者が食の安全について意識を持ち始めたような感のある昨今です。確かに食の安全に対する意識向上という事自体は望ましいのですが、ただ単に無添加、無農薬であれば良いということだけでは根本的な食の問題は解決を見ません。
 経済の発展に伴い、食を生産する側と消費する側がハッキリ分かれてきた頃からすでに始まっていたのが、食の安全性の問題です。
 以前、昭和四十年頃から五十年頃にかけて国民の生活レベルが向上を続けていた時代に、エンゲル係数が高いとか低いとかという話が巷で流行りました。
 生活費に占める食費の比率をエンゲル係数と言うのですが、それが低いほど所得が高いことを意味していました。
 食べ物に対する出費が高い家庭は文化的な生活をおくっていないぐらいの風潮が生まれ、当然に消費者は少しでもきれいで安い食べ物を手に入れようという考えで食べ物を選ぶようになりました。
 安くて、美味しくて、安全であればありがたい話ですが、一方、生産する側は生産した食べものが少しでも高く売れることを望みます。無農薬で食べ物を生産しようとすると、相当な手間と労力と経費がかかるのが現実です。当然、生産者側としては、それらに見合った相当な対価を望みます。
 おしなべて多くの問題は、当事者の利害の一致がないところに始まります。食の安全性問題もこの例に漏れません。
 生産、消費者双方の利害の一致をどのように見出せば良いのでしょうか?

●農家を絶滅に追い込む農水省
戦後、私達の食の質に大きな影響を与えてきた農水省がとってきた農業政策は、農家を保護してきたように見せかけて、実はその弱体化を図ってきました。
 事実、国民が必要とする食べものの30%弱しか、国内で生産できない状態にまで追い込んでしまっているのが現状です。結果、大切な食のほとんどを海外、それも安く誰がどのようにして作ったのかわからないようなものに依存する一方、それに対抗するために国内の生産者は、少しでも安いものを作るべく、消費者に見えないかたちで農薬や添加物を使用するなど省力化・低コスト化につとめながら食べ物を作らざるを得ない状況です。費用も手間もかけられないのです。
 当然のことですが、私達は食べることによって命を保っています。安全な食べものを得られないということは命さえ危うくなるということを意味します。
 医食同源、つまり良いものを食べることと医療は同じだという意味です。自己の健康を気づかうならば、病に倒れてから多額の出費をする前に、直接健康に影響を与える食の質に気づかうべきです。あなたはどちらにお金を使いたいのでしょうか?
 過去半世紀あまりの間、食品添加物の生産量・農薬の使用量・合成洗剤の出荷量と、難病・奇病の発生率が比例していることを知るべきです。
 食に関しても、消費者と生産者の利害の一致どころか、意見交換ですらやっと始まったばかりです。食、つまり健康に対する意識が低すぎるのです。生産者と消費者の立場を相互に理解し、尊重しないところからは良いものは生まれてきません。私たちの命と健康をは育む食べもの。それを生産する仕事に誇りを持てるような経済的、社会的環境を整えなければ食の未来は暗いものになるでしょう。
 健康を保つ食べものは、ただ安ければいいのでしょうか?すぐにゴミになるようなものはせっせと買い込んで、家中片づけられなくなっているのに。食べ物は、きれいでさえあれば良いのでしょうか?
 最先端の技術や流行に囲まれたとしても、安全な食べものが消えていくような国に住みたくないのと思うのは、私だけでしょうか?





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